2014年5月5日月曜日

乾燥機が点火しないぞ!?

しんどい状況を綴ったことで、更新していないにもかかわらず、ブログランキングが急上昇してしまいました。
130位辺りから32位まで一日で駆け上がったようです。。。
正直なところ、書いちゃいけないことを書いちゃったのか?と感じていますよ。はい。

不動産投資 ブログランキングへ


さて、本題に入ります。
先日、トラブルには種があるんだな、ってことをしみじみと感じる出来事がありました。

あ。例の係争事ではありませんよ。


先週の金曜日、コインランドリーの常連客から、
「乾燥機に幾ら入れても乾かないよー」
という連絡がありました。

今回調子の悪くなった乾燥機は、
「CISSEL(シセル)」というメーカーの13kg型乾燥機です。

そこで、まずその乾燥機を作動させてみたところ、
ドラムと排気ファンは回るのですが、
バーナーに全く点火しない状況でした。

これではお金を入れても乾きません(^_^;)

コインランドリーを自主管理していると、
トラブル発生時には、自分で故障原因を考えて必要な部品を取り寄せる、
という何とも過酷な試練となります。

今回の故障の件でも、
「バーナーに点火しない」という現状を知っただけでは原因がわかりません。

そこで、重たい気分で基盤室を覗いてみました。

。。。
。。。
。。。

すると、すぐに異変を見つけましたよ。
これも経験を少しずつ積んでいる結果ですね(T_T)

まず目に入ったのは、奥のほうで横に並んでいるオレンジのランプです。
こちらが、その時の写真↓

見えづらいですが、横に7個のランプ(右端のランプは、配線に隠れて見えませんねぇ)が配置されています。
この状況のどこがオカシイのかは、下の正常時の写真を見るとわかります。

この乾燥機は、作動してすぐ、上の写真のように、オレンジのランプが全て点灯します。

なのに、今回は右から四個のランプが消えていました。
でも、この時点で、ランプが四個消えていることの意味がわかりません(^_^;)

わたしの浅い経験によると、このランプは、ドラム内の温度センサと連動しているはず。。。

というのも、以前、乾燥機が故障した際にも、
このランプを頼りに修理したことがあったからです。
そのときの様子はこちら→http://shiroiyama.blogspot.jp/2012/11/blog-post_30.html

ただ、当時は、この7つのランプがいずれもドラム内の温度を示していると思っていましたが、
今回の故障対応を通し、これらのランプが、ドラム内の温度だけなく、
乾燥機が正常に動作(バーナーに点火)するためにチェックすべき要所のセンサと連動していることがわかりました。

でも、この時点では、まだそこまで気付いていないので、
過去の間違った認識のまま、
「ドラム内の温度」に関する異常だと思われる→「温度センサが壊れた?」
と早合点しました。

そして、既存の温度センサを交換してみることにしました。

下の写真は、乾燥機の内部に設置されている既存の温度センサを示しています。

これを取り外し、以前の修理対応時にストックした中古品に配線し直しました。
下の写真で、左側のセンサが既存品で、右側のセンサが移植した中古品です。

「よっしゃー!コレでしまいやぁ!!」と内心喜びながら、
乾燥機を手動で作動させてみました。

すると。。。

あれ?
やっぱり、点火しません。

経験不足な私は、以前の故障対応時に購入した部品取り用の乾燥機から、
基盤類を取り外し、一つずつ交換して、当たりを付けるしかないな、と判断しました。

下の写真に示す乾燥機が、以前購入した部品取り用の機械です↓
当時は係争事もなく、元気があったので、ユニック車のアームにぶら下がっちゃってます。。。

早速外に出て、機械を覆っていたブルーシートを取り除き、基盤類を幾つか外しました。
といっても、目ぼしいものは、以下の写真に示す二つの基盤でした。

左側の基盤は上述しているランプユニットで、右側は基盤はメインの制御基板だと思います。

ここで、ランプユニットの表面に印字された文字列を初めて読むことができました。

ランプユニットの拡大写真を下に掲載します。

ここで初めて、ランプユニットの重要性を知りました。
基盤表面には、各ランプの意味が記載されていたのです!!

今回は、右から四個のランプが消えていました。
そして、このランプユニットは、左から順に点灯することがわかっています。

そこで、おそらく、左から四個目のランプ(消えている四個のランプのうち、左端のランプ)に対応する箇所(センサ)で異常が発生している!?
と考えました。

また、左から四個目のランプの下には、こう記載されていました。

『AIR FLOW SWITCH CLOSED』

空気の流れを検知するスイッチ(センサ)が閉じている??

この注意書きに対応するランプが消えているということは、
そのスイッチが閉じているのか?開いているのか?はよくわかりませんでしたが、
とにかく、空気の流れ、つまり排気系に問題があるんだろうな、
という感じで、原因を予測しました。

そこで、取り外した基盤類を片付けた後、
問題の乾燥機の後ろ側へ回り、あちこちを見回してみましたが、
背面を見ただけではよくわかりません。

そこで、下の写真に示すように、排気ダクトを外してみました。

パッと見では、AIR FLOW SWITCH とやらがどこにあるのかわからなかったのですが、
排気口へ手を入れてみたところ、
薄い金属製の蓋が、外側へ開くように設置されていました。

つまり、乾燥機の排気は、蓋を押し開け、排気ダクトへ流れる仕組みのようです。
おそらく、この蓋の開閉に伴い、AIR FLOW SWITCH がON/OFFしていると読みましたよ!

そこで、排気ダクトを外した状態で、とりあえず乾燥機を作動させてみました。

本来はダクトへ流れるはずの排気が、轟音とともに室内へ流れるので、
バックヤードが台風のようになっちゃいましたが、
そんな状況で、乾燥機のバーナーに点火しちゃいました!

ランプユニットも、下の写真のように、正常に点灯しちゃってます!!

排気ダクトを外した状態で、AIR FLOW SWITCH CLOSED が
ON(ややこしいですが、蓋が開いた状態)になり、ランプが点灯しているので、
排気ダクトに問題があるようです。

排気ダクトへ空気を流せない。。。
もしかして、ダクトが詰まってんのか?
とブツブツ言いながら、建物の外へ回り、排気ガラリを確認しに行きました。

すると、こんなんなっちゃってましたーーー(>_<)

綿埃が、ガラリの口を塞いじゃってました。
原因はコレか。。。

早速、埃を取り除き、排気ダクトを繋ぎ直したところ、
乾燥機は、元通り、動いてくれました。

ところで、乾燥機の不調が直ったところで、
ランプユニット表面の記載を改めて確認してみました。
左から順に、
・MOTOR POWER
・MOTOR RUNNING
・SAFETY THERM. CLOSED
・AIR FLOW SWITCH CLOSED
・IGNITION POWER
・IGNITION RELAY POWER
・IGNITER POWER
と記されています。

当初は、ドラム内の温度をランプの点灯個数で示していると思っていましたが、
そんな簡単な物ではありませんでした。

間違っているかもしれませんが、おそらく、こんな感じだと思います。
・モーターへの電源がONか?→ONなら点灯
・モーターが回っているか?→回っていれば点灯
・安全温度スイッチ?が閉じているか?→閉じている(正常温度)なら点灯
・エアフロースイッチが閉じているか?→閉じている(排気口の扉が開いている)なら点灯
・点火電源がONか?→ONなら点灯(点火リレーがOFFになると、ガスバルブを閉じるように動作していると思われる)
・点火リレーの電源がONか?→ONなら点灯(設定されたドラム内温度に従いON/OFFを繰り返す)
・イグナイター(電熱線式の点火棒)の電源がONか?→ONなら点灯(バーナーに点火すると消える)

かなりマニアックなことを説明していますが、
もしかしてランドリーをやってみたい人がいるかもしれないので、
トラブルシューティングのために、わかった範囲で書き残しておきます。

ランプユニットを眺めていてわかったのは、
乾燥機の動作直後、全ランプが点灯し、点火棒が真っ赤になります。

(A)点火前
ドラム内の温度が閾値より低いため、バーナーが点火待ち状態になるようです。

おそらくですが、点火リレー・点火電源(対応する部位の正式名称は不明)は、
(1)イグナイターの電源がON、且つ
(2)ドラム内温度が閾値を下回った
ときにガスバルブを開き、バーナーに点火させていると思われます。

(B)点火後
バーナー点火後、ドラム内の温度が上昇して閾値を上回ると、
点火リレー・点火電源は、
ガスバルブを閉じ、バーナーを消火させていると思われます。

乾燥機は、上記(A)と(B)を繰り返していると思われます。



さて、話しを乾燥機の故障対応に戻します。

実は、ランドリーを二年間運営してきて、ガラリに埃が詰まったのは初めてでした。

そこで、思い返してみると、思い当る節がありました。

二ヶ月ほど前から、ランドリーの清掃をお願いしている方から、
「リントフィルタ(乾燥機の排気口にある埃フィルタ)が破れているよー」
と言われていたのです。

下の写真は、破れたリントフィルタを示しています。
フィルタが15cmほど裂けていました。

交換しなきゃなーーと思いつつ、放置したらどうなるんだろう?と思い、
そのままにしてあったのですが、
フィルタの裂け目から放出され続けた埃がガラリを塞いでしまいました。

破れたリントフィルタを放置したことで、良い経験を積むことができました。
しかも、ランプユニットの重要性を知ることができたのは、棚から牡丹餅でした。

今回のトラブル対応を通し、
トラブルの種を事前に摘むことで、トラブルを事前に避けるという対処法がある一方で、
種を放置して発芽させることで、経験値を積むことができる場合もあるということを学びました。


こんな調子で例の係争事も放置すれば、棚牡があるんかな。。。
と思ったり、思わなかったり。


不動産投資 ブログランキングへ

2 件のコメント:

  1. まさに同じ症状が出ていました
    なるほど、フィルタの破れが原因だったんですね! 確かに、うちのものにも小さな穴がいくつか……
    参考になります。正直、めっちゃ助かりました!

    返信削除
    返信
    1. 白い山の大家2017年3月21日 8:20

      コメどうもです。この記事が参考になったようで嬉しいです。CISSELの古いマシンはメカが多く、触りがいがあります。部品もアメリカ(ebayなど)から簡単に仕入れられるので、ぜひとも可愛がってあげてください^^
      お互い、がんばりましょーねー♪

      削除